冬になると寒がりの猫は、できるだけ暖かくて快適な場所を求めて移動し、そこで丸くなって眠ります。今回は、そんな猫の特性について考えてみました。 猫は本当にコタツで丸くなるのか? 童謡の「雪やこんこ」の歌詞の中に、雪やアラレが降りやまない状況になったとき、「犬は喜び庭かけまわり、猫はコタツで丸くなる」という一節があります。
犬の話はさておくとして、たしかに猫には寒い冬場は体を丸めて眠ってばかりいる、というイメージがあります。では、「雪やこんこ」の歌詞のように、猫は本当にコタツの中で丸くなっているのでしょうか?
猫を飼ったことのある人ならよくおわかりのように、寒い冬、暖かなコタツの中にいる猫は、基本的には体を丸めて眠る、というようなことはありません。
真実はむしろその逆で、コタツの中の猫は、体をだらりと長く伸ばすようにして眠っているか、どうかすれば怠惰に腹を見せるようにして仰向けになって眠っています。
猫が体を丸めて眠るのは、寒い冬場に体温を下げないようにしているためで、「保温」のための体勢をとっているわけです。したがって、暖かなコタツの中では、猫は体を丸める必要がありません。
睡眠状態の猫が、体をだらりと伸ばしたり、仰向けになっていたりするのは、体温調節のために放熱しようとしているからです。猫にとってポカポカと暖かなコタツの中は、夏場と似たような環境といえるでしょう。
ネコちゃんのために快適な場所を用意しましょう
猫は、暑ければ冷たいところを求めて移動し、寒ければ暖かなところを求めて移動します。
1日の中で、起きて行動している時間よりも、眠って体を休めている時間のほうが圧倒的に長い猫族にとって、快適に睡眠のとれる場所を探すことは、もっとも重要な仕事の一つとも言えるのです。
そんな優雅な猫族に幸せに暮らしてもらうには、飼い主である人間が愛猫にとって快適な場所をいくつか用意してやるといいでしょう。
何が猫にとって本当に快適な場所なのかは、それぞれの猫に聞いてみないことにはわかりませんが、猫用のベッドやクッション、猫ハウス、猫ちぐらといったものは、総じて猫ウケがいいようです。余裕があればいくつか用意して、気まぐれなネコちゃんに気に入ったものを選んでもらうといいでしょう。
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