【ワシントン３日聯合ニュース】米国のゲーツ国防長官は３日に開かれた米下院軍事委員会の公聴会で、朝鮮半島で北朝鮮の軍事挑発など有事が発生した場合の米陸軍の投入について、「イラクとアフガニスタンに関与しているため、そこ（韓国）に迅速に到着できないだろう」と述べた。

ゲーツ国防長官＝（聯合ニュース）

　韓米連合司令部の主要作戦計画「作戦計画５０２７」に基づく米陸軍投入に、遅れが生じるしかないことを認めたもの。しかし、韓国に投入しないという意味ではなく、地上軍投入遅延による初期の空白は、海・空軍に依存することになると説明した。

　この発言は、米軍のイラク撤収とアフガン投入の後、いつごろイラク配置前の状態に戻りほかの作戦計画に向けた準備態勢を取れるかという質問に答える中で出た。

japanese@yna.co.kr