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赤みを増した冥王星、大気の変化を示唆 NASA

  • 2010年02月05日 11:44 発信地:ワシントンD.C./米国
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ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が最近撮影した冥王星(2010年2月4日公開)。(c)AFP/NASA

  • 赤みを増した冥王星、大気の変化を示唆 NASA

【2月5日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は4日、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)で撮影した冥王星の写真を公開し、観測の結果、冥王星の輝きが数年前よりも著しく赤みを増したことが明らかになったと発表した。

 写真の冥王星には、糖みつ色のまだら模様の中に、ひときわ赤い個所が見える。日なたになった極の方で表面の氷が溶解し、次いで日陰になった反対側の極で再凍結した過程を示していると考えられる。  

 こうした色の変化は2000~02年に起こったとみられる。冥王星は単なる氷と岩石の球体ではなく、大気が劇的に変化する活力あふれた世界であることが立証されたと、NASAの科学者らは話している。(c)AFP
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