最終更新: 2010/02/05 11:55

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宮内庁、皇太子妃雅子さまの病状について「回復傾向にあるが、さらに時間必要」

宮内庁は、適応障害で長期療養中の皇太子妃雅子さまの病状について、「回復傾向にあるが、活動の幅を広げるにはさらに時間が必要」とする医師団の見解を発表した。
雅子さまは、2004年に特別な立場によるストレスなどで、「適応障害」と診断されたが、東宮職医師団の見解によると、最近では公務の回数も増え、治療を開始した5年半前とは比べられないほどに良くなられ、疲れからの立ち直りも比較的早くなられたという。
一方で、体調には依然として波があり、公務への期待が過分の負担にならない配慮が必要であり、海外訪問については、負担の大きい公式訪問ではなく、まずは、私的訪問の検討が望ましいとしている。
国際医療福祉大学大学院の和田秀樹教授は「精神的に余裕が出てこられ、ストレスを感じ、悩まれることがおありになっても、比較的早く立ち直れるようになっていらっしゃいますということですけれども。要は、その立ち直りが早くなるっていうのも、もう思い込んだら、どんどんどんどん悪い方にしか考えられないのを、ほかの考え方も持てるとか、ほかの認知も持てるだとか、そういうことができるという」と話した。
今後の展望については、活動の幅を大きく広げるまでにはさらなる時間が必要で、引き続き長い目で見守っていただきたいとしている。

(02/05 11:54)


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