タモリ、ボケ続け「いいとも」７０００回！

　タレントのタモリ（６４）が司会を務めるフジテレビ系「笑っていいとも！」（月～金曜・正午）が、４日の放送で７０００回を迎えた。タモリは“生放送単独司会世界記録”を更新中で、節目の放送となるこの日、「今日は７０００回目です」と雄たけびを上げた。

　番組冒頭で快挙達成を記念し、巨大クラッカーが鳴らされるなど、通常とは異なるスペシャル企画に突入。第１回放送時の新聞のテレビ欄が出され、「タモリのフランス料理教室」とのサブタイトルや「即興エンタテイナー・タモリ」などの紹介文を見て盛り上がった。

　また、木曜レギュラーの笑福亭鶴瓶（５８）に向かって、タモリが「本日、鶴瓶が７０００回ボケます」と宣言。エンディングでボケた回数が発表され、２３回だったことが分かると、会場は大爆笑に包まれた。

　１９８２年１０月４日にスタートし、今秋で２９年目を迎える長寿番組。ゲストとの生トークを繰り広げる「テレフォンショッキング」を軸に、その他の企画を次々と衣替えしながら、視聴者を引っ張ってきた。２００２年４月５日に５０００回を突破したのを機にギネスに申請。０３年版のギネスブックからは、同一司会者によって最も多く放送された生バラエティー番組として掲載され、毎年、更新している。

　◆「笑っていいとも！」の区切りの放送

　▽第１回　１９８２年１０月４日。最初のコーナーは「タモリの世界の料理」でフランス料理に挑戦。テレフォンショッキングのゲストは桜田淳子。

　▽１０００回　８６年８月１４日。テレフォンショッキングは寺泉憲。

　▽２０００回　９０年７月９日。テレフォンショッキングは和田アキ子。

　▽３０００回　９４年６月２日。“タモリ金像”除幕式を開催。テレフォンショッキングは渡辺正行。

　▽４０００回　９８年５月１１日。テレフォンショッキングは周防正行氏と草刈民代。

　▽５０００回　０２年４月５日。テレフォンショッキングはＴＯＫＩＯの松岡昌宏。

　▽６０００回　０６年３月７日。特製メロンパンが用意される。テレフォンショッキングは鷲尾真知子。