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朝青龍は、第二の人生を実業家としてスタートすることになる。横綱は引退しても5年間年寄資格を得られるが、日本国籍を持っていないため年寄名跡を取得することができず、協会に残ることはできない。このため、今後は母国に帰国。まずは親族が経営する「ASAグループ」のオーナーとして手腕を振るうことになる。
一方でモンゴルの関係者は「横綱は最終的には政治家になろうと思っている」と断言する。ASAグループの経営も金融から娯楽施設に至るまで多岐にわたっている。かつて「モンゴルの人たちに日本のような豊かな環境を味わわせてあげたい」と明かしたことがある。朝青龍にとってビジネスは利益を追求する一方で社会福祉的な意味もあり、母国のために汗を流したいとの思いは強い。
別のモンゴルの関係者は「2年後の選挙に立候補するんじゃないか」と予測する。モンゴルでは日本の衆院選挙に当たる「国民大会議総選挙」が4年に1回行われ、次回の改選となる12年に出馬する可能性があるという。すでに元旭鷲山のダヴァ・バトバヤル氏が08年の選挙で当選。朝青龍も当選すれば2番目の大相撲出身の政治家となり、活躍次第で果ては大統領も狙える地位へたどり着く可能性もある。
昨年、日本の国民栄誉賞に当たる労働英雄賞を受賞するなど、モンゴルでは国民的英雄。今後、実業家として母国の発展に貢献すれば、国民も支持するだろう。さらに、これまでもモンゴルの大臣クラスの要人が来日するたびに活発に交流するなど将来の転身を見越したコネクションも広げてきた。「弱冠29歳なんでどこまでできるか人生を頑張りたい」と引退会見で明かした朝青龍。今後はドルゴルスレン・ダグワドルジとして人生の横綱を目指した道を歩む。
(2010年2月5日06時01分 スポーツ報知)
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