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朝青龍の“天敵”といわれた前横綱審議委員の脚本家・内館牧子氏(61)は4日、突然の引退表明を「ベストの選択」と評価した。
先月で任期が切れた自身最後の横審の議題が引退のきっかけになったが、「横綱たる者がいかなる処分でも勧告されて従うのは恥ずかしいこと」と指摘。「『天敵』と呼ばれた私ですが、この選択に安堵(あんど)している」と出処進退を自ら決めたことを高く買った。
朝青龍の横綱人生は、内館氏とのバトル抜きでは語れない。00年に横審委員に就任した内館氏は、土俵上の荒っぽい言動が目立つ朝青龍の03年1月の横綱昇進前には「心技体がそろった人が横綱になるべき」と反対姿勢。昇進後も「横綱は勝てばいいというものではない」などと批判し続けた。横綱のお目付け役として目を光らせ、先月の委員退任時は「アスリートとしては、150%好きだが、横綱としては認めない」と語り、身を引いた。
引退ですべて丸く収めようとする横綱に「今後、どこかで何かの仕事をするでしょうが、その際、その国とその業界、及びその仕事に対し、敬意を払うことを忘れないでほしい」と最後の注文。「朝青龍は日本に、角界に、そして相撲という仕事に、敬意が欠けていた」とダメ出しするなど、最後まで甘やかすことはしなかった。
◆内館氏のFAX全文
「朝青龍が自ら引退したことは、ベストの選択だったと思います。『出処進退は自ら決める』というのは角界の美意識でもありますし、横綱たる者がいかなる処分でも勧告されて従うのは恥ずかしいことです。『天敵』と呼ばれた私ですが、この選択に安堵(あんど)しております。
今後、日本であれ他の外国であれ、どこかで何かの仕事をなされるでしょうが、その際、その国とその業界、及びその仕事に対し、敬意を払うことを忘れないでほしいと思います。朝青龍は日本に、角界に、そして相撲という仕事に、敬意が欠けていた。それを持てば、彼の良さがもっと現れ、そして評価されると考えています」
(2010年2月5日06時01分 スポーツ報知)
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