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横綱・朝青龍(29)=高砂=が4日、電撃引退した。日本相撲協会が泥酔暴行問題の処分を協議するため午前11時から両国国技館で開いた理事会の途中、師匠の高砂親方(元大関・朝潮)とともに呼び出され、弁明したが、横綱審議委員会が史上初めて突きつけた引退勧告により自ら引退を決意した。
横審の鶴田委員長は「横綱としての体面を汚した」と引退勧告を突きつけた理由を説明した。
「横綱は土俵上での心技体で最高位であることはもとより、国民の尊敬と期待に背くようなことはあってはならない。朝青龍は大相撲の発展に大きな貢献をし、多くの相撲愛好家に感動を与えてきた。この栄誉を不滅のものとするためにも退場しなくてはならない。これは男の美学である」。擁護派として知られたが、バッサリ切り捨てた。
横審では委員の3分の2以上の表決で引退勧告を出すことができるが、満場一致だったという。鶴田委員長は騒動を独自に調査したことを告白。「被害者の写真を見たら顔には1ミリの傷があった。これで暴行を認めたわけではないが、未明まで酒を飲んでトラブルを起こした。これまでもいろいろありましたし」。問題行為の再発と、場所中の騒動自体が決定打となった。
勧告は出したが、臨時横審前に朝青龍は引退表明。「これでよかった。退職金も出ますし。解雇より(協会からの)温情が入ったと思う」。何度も繰り広げてきた横審と“暴れん坊横綱”の戦いは突然、幕を閉じた。
(2010年2月5日06時03分 スポーツ報知)
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