一度は出馬決定も…太田前代表の公認取り消し
公明党は4日午前の中央幹事会で、参院選比例代表からの出馬が決まっていた太田昭宏前代表(64)の公認取り消しを正式決定した。いったんは比例に回ることになっていた埼玉選挙区選出の現職、西田実仁氏(47)の同選挙区からの再出馬方針も確認した。
鳩山政権の支持率急落に伴う戦術転換の一環。井上義久幹事長は記者会見で「太田氏は候補として戦うより、代表時代の経験を生かして支持者回りをしてもらった方がより力を発揮できる」と説明。昨年落選した衆院東京12区からの再出馬については「参院選の結果を見て判断する」と述べるにとどめた。
中央幹事会では参院選比例代表に長沢広明元衆院議員(51)、横山信一北海道議(50)の2新人を追加公認。新たな陣容で選挙区3、比例8の改選11議席確保に全力を挙げる。
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