2010年2月4日 20時37分更新
来月、閉鎖される予定の倉敷市にある県の施設「水島サロン」について、倉敷市の伊東市長が施設の存続のための改修費の支援を石井知事に要望しました。
「水島サロン」は、地域の人たちのスポーツや交流の場として、岡山県が倉敷市に設置した施設ですが、赤字経営が続いています。
このため財政再建を進める県では来月に閉鎖することを決め倉敷市が施設の運営を引き継ぐ方向で、県との間で最終的な協議が行われています。
県庁を訪れた倉敷市の伊東市長は施設の運営を引き継ぐにあたって安定的な運営ができるよう石井知事に、県の財政的な支援を求めました。
この中で伊東市長は、施設の利便性などを高め、経費の節約を行っていくためには施設のバリアフリー化や太陽光発電設備の設置などの改修が必要で、5億数千万円の改修費がかかることを明らかにしました。
これについて石井知事は、「施設を存続させる方向で前向きに検討している最中なので、支援の額については、満額になるかはわからないが出来る限りの支援をしていきたい」と話しています。