結婚サギ女が初体験?ドンペリ豪遊、ミナミで見せた素顔

2010.02.03


木嶋佳苗容疑者(高校の卒業アルバムから)【拡大】

 殺人容疑で再逮捕された東京都豊島区の無職、木嶋佳苗容疑者(35)=詐欺罪などで起訴=の素性が次々に明かされるなか、新たな仰天エピソードが浮上した。ネットで知り合った知人に会うため関西へ旅行した際、大阪・ミナミの「メンズキャバクラ」で大はしゃぎ。トラブルまで起こしていたというのだ。

 ミナミの飲食店関係者によると、木嶋容疑者は2005年秋のある夜、知人女性ら6−7人を伴い、ホストクラブよりも敷居が低い女性向け飲食店「メンズキャバクラ」を訪れた。“メンキャバ”初体験だった木嶋容疑者は、店に入った当初から舞い上がった様子だったという。

 「一緒に入った他のお客さまと比べても、異常なほどハイテンションでした。すぐに人気のイケメンキャストを場内指名して、自分の席に付かせていましたね。そしてキャストの勧めるままに、ニューボトルをガンガン入れていました」

 旅行の開放感もあったのか、イケメンをはべらせてご機嫌となった木嶋容疑者は、周囲を唖然とさせる暴挙に出る。

 「しばらくして、イケメンキャストが常連客の席に移ったのです。それが面白くなかったのか、常連客のテーブルとの“注文合戦”が始まりました。しまいには、同じグループの女性たちの制止も聞かずに、うずたかく積み上げたシャンパングラスの上からピンクのドンペリを注ぎ込む『ピンドンタワー』をオーダーしたのです。それもフルーツ付きで」

 一見の客がいきなりピンドンタワーで大騒ぎしたものだから、常連客側は怒り出した。木嶋容疑者も応戦し、店のスタッフや連れの女性客らは木嶋容疑者をなだめるのに一苦労だったという。

 「結局、彼女は20万円近くを支払って出ていきました。最後に『水商売って最低ね』の捨てぜりふを残してね。本来は1人2万円もあれば十分遊べる店なのですが、同席した女性客たちも1人4万円近くを割り勘するハメになりました」

 木嶋容疑者の素性を知らずに夜遊びに繰り出してしまった女性たちにとっては、悪夢のような一夜だったことだろう。木嶋容疑者のKYぶりは、こんなところでも発揮されていた。