大日岳遭難事故について
遭難事故日＜２０１０年２月２日（火曜日）＞

２月２日に大日岳（スキー場外）にて遭難事故がありました。

遭難した大阪府の男性は２日、日帰りの予定で同僚と高鷲スノーパークに来場されましたが、夕方に同僚の方から午後２時半ごろから連絡が取れず、行方がわからなくなったとの通報がありました。
男性は、午前１０時頃、駐車場にて「ひとりで山に行ってくる」と言って同僚と分かれたそうです。
ここでいう山とは、高鷲スノーパークのゲレンデ山頂から上にある大日岳のことであり、スキー場エリア外にあたります。
郡上警察署、郡上消防署、地元消防団、高鷲スノーパークパトロール隊、パワーゾーン（ツアーガイド会社）等は、遭難した男性とみられる人が２日午前に目撃された登山道から山頂までの各斜面を中心に３日の朝から捜索しましたが、見つからず、午後４時半に捜索を打ち切りました。
４日も朝から捜索を継続しましたが、４日午後５時現在、発見されていません。

近年は大日岳の登山、ゲレンデ外での滑走をされる方が多くなっています。
高鷲スノーパークとしては事故等がおこらないよう予防対策として、バックカントリーデスク（ガイドが同行するツアー）を何年も前に設置していました。
安全で楽しく雪山を遊んでいただくためにも、安全装備（ビーコン、シャベル、プローブ、ツェルト、通信機器、非常食など）を携行したうえでパワーゾーン（ツアーガイド会社）を利用するなど、冬山の知識と経験を持った人と共に入山していただきますよう、お願いいたします。
なお、入山届もご提出いただけますよう、お願いいたします。