Mark Ishikawa  

むさりんパパ

HEAVEN

2010-02-04 21:23:11 | Weblog


いつも自分が意識してるのは、

歌がかっこ良く、声が素敵に聞こえる

メロディを書くってこと。


それができれば、その曲は輝くと信じて書いている。

その曲が、例え別のアレンジになっても

それが出来ていれば、歌が真ん中に来るんだよね。


アレンジは時代によって変わってくけど、

素敵なメロディってのは、時代に左右されないと思うから。


元々の「絶頂HEAVEN」はそうるさんとオレのバックで

熱いロックじゃん。

歌ってくれたKENNも智昭も、

そのリズムに乗って歌ってくれたから歌も当然熱い。

だから、あんだけ歌がかっこいいじゃん。


2010 Ver.はもっと広がりを生かしたの。

そしたら原曲で聞こえなかった細かい歌のニュアンスが

聞こえると思って。


二つの歌は全く同じだけど、

違う表情を見せてくれてるよね。


それは、KENNと智昭が熱く魂込めて歌ってくれたからなんだよね。



いつも同じ事言ってるけどw

歌い手が魂を込めて歌ったものは、輝きを失わない。

それをふたりの歌が証明してくれたと思う。


今だから言えるけど、

「絶頂HEAVEN」は熱く濃く、入魂。

「BRAND NEW DAY」は逆に、二人に大きな空間を感じてもらえる

アレンジにしたの。


バックの音がシンプルになればなるほど、

歌う人は気持ちを込めようとして、歌に表情を出そうとするんだ。

ましてや彼らは役者でもあるから、

無意識にそれが刻まれてる。



それが、「絶頂HEAVEN」と「BRAND NEW DAY」の違いだし、

最初からそれを意識して2曲を書いたんだ。

バラードでもアレンジの濃い曲じゃなくて、

シンプルにしたのは、そこを最初から狙ってたんだ。


だからこの2曲は、光り方が違う「星」なんだよね。

だからお互いが輝く。

つまりそれって、歌う人が輝く事だから。




今でも聞くと、あの時の事、想いだすな。

自分の事で申し訳ないけど。



樋口さんの訃報をレコーディング中に聞いて、

倒れそうになりながら、「BRAND NEW DAY」をディレクションして。

その3日後に、この2曲のそうるさんのドラムレコーディングがあったんだ。


落ち込んでるオレを見て、そうるさんが、

「マーク、生きてるオレらが頑張らないとな」

って優しく声をかけてくれたんだよね。


そうるさんと樋口さんは、昔からの知り合いだから、

余計にその言葉が響いたよ。


本当にあの一言で救われたよ。俺は。

だからこの曲の想いは、ちょっと特別かもしれないな。


あの曲のそうるさんのツーバス、オレは一生忘れないと思う。


どんだけ打ち込みでドラムを完璧にしても、

どんだけ生の音をサンプリングして本物に真似ても、

そうるさんの、スネア1発、

そうるさんの、キック1発には敵わない。


絶頂箱のコメントで、「本物を聞かせたい」と言ったのは

その想いからだったんだよね。

人間力って凄いんだぞって。

「演奏に命賭けて来た、人間をなめるなよ!」と(笑)


そう言う意味では、

オレとそうるさんは、おやじ狩りには合いませんW


若いの、

かかってこんかい〜〜!みたいな(笑)

どんなレコーディングやねん、それW

ぎゃはは。


Markチームはいつもそこを目指してるんだ。



今回の「本能ハリケーン」「Made in Love」も

あのレコーディングがあったから、

今、こういう形に成長したんだと思う。


俺の気持ちや想いも、ちゃんと理解してくれるんだよね。

KENNちゃんと智昭は。

だから、オレも頑張っちゃうのw


長くなるから、今日はこのあたりで着地しますW

押忍!
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