2010年01月28日

就職留年以外のススメ

気づけば1月も残りわずかで、
あと二ヶ月もすれば年度末、卒業シーズン。

という時期もあってか、最近学生さんから多数の進路相談をいただきます。
こんな一介のサラリーマンに相談するなんて、よほど追いつめられてるのだろう…
なんて思いつつ、頼られるのはありがたいことなので出来る限り話しを聞く。


この不況を反映して、
もっかのところ多いのが

「就職留年するか否か」

というお悩み。

これに対するあたくしの回答は
昔から首尾一貫していて、

「いいからどこかに入ってまず働け」

です。
前もどっかに書いた気がするんだけど、忘れたのでもう一回書く。

なお、俺に相談してくるような学生はだいたい上位レベルの大学の学生で、
「内定が1つもない」なんてことはまずなく、要は希望の企業・職種から
内定がもえらなかった、という点で相談に来ることに留意されたし。


理由をあげればキリがないのだけれど、今回は
ビジネス的な観点に絞って理由を述べてみよう。


社会人になり、仕事で最も求められる
重要なポイントは何か。それは

「与えられた仕事を、決められた期限で行う」

ことです。これ以外にない。

どんなクオリティの高い仕事をしようが、独創性があろうが、
締切を守れないビジネスマンは「二流」の烙印を押されるし、
クリエイターならそのうち仕事が回ってこなくなるでしょう。

そして仕事に限らず、「時間、期限を守る」という約束事が
生きる上でどれほど大事か、ということに関して議論はないでしょう。


端的にいうと、就職活動もこれと同じだと俺は思います。

「希望の職種から内定がもらえなかった」?
「やりたいことが見つからなかった」?
「自分の適性に気づくのが遅かった」?

大学時代が「原則4年間」という有限であったことは
入学当初からわかりきっていたはずです。
そして、就職活動が始まる時期も。

それまでに自分の方向性を見定め、
目的とするゴールにたどりつけなかったとすれば、
それが今の自分の実力・結果だったと受け入れるべきではないでしょうか。


「不況で非常に厳しかった」?
「希望の企業の採用がなかった」?
「自分の力が出し切れなかった」?

社会に出れば、理想の環境で仕事ができるなんてまずありえません。
不景気、予算の枠組、強力なライバル、理解のない上司、使えない部下。

その中で、もっともベターな結果を残す。
それが一流の社会人に求められる能力です。


「期限を伸ばす」「時間的制約を外す」というのは究極のチート行為で、
これを許容する人間が大成すると、俺には思えません。

就職という人生最大の選択でこの行為をすることは、
おそらく後々までその人のビジネスマインドに影響を及ぼします。


自分の周りの見渡しても、どうも留年経験者はマイペースというか…
ずばり「甘い」人が多いと感じます。

「これを、ここまでに決めなきゃヤバい!」

という真剣な気概がない。
こういう人間の行動資質は、一度固定したら変えるのに
ものすごいエネルギーがいる。それこそ、もっかい就活するくらいの。


確かに、就職留年にメリットが多いことは俺は喜んで認めます。
新卒という肩書が保持できる、年金は納めなくていい、法律上も優遇される…

学生というのは「サービスの受給者」です。
経済的、合理的に考えれば、有利な点はさぞかし多いでしょう。

ただし、世の中が「そういう考えの人間」ばかりになったとき、
社会は崩壊するということは覚えておいた方がいい。

一刻も早く社会に出て、「サービスの提供者」になる…
そう考える人間の数が、健全な共同体の繁栄と質を担保するのですから。


と、最近の(昔から?)世の中は留年者に大してスイーツなので、
たまにはこういうことをガツンと言うオトナがいないとなー、
と思って書いてみました。てへ

それと、「就職留年して良かった!」という声が大きく聞こえるのは
ポジティブ・フィードバックがかかるからであって、就職留年して
死ぬほど後悔した人の数も同数いること考慮した方がいいですよ、学生諸君。

もちろん、若いうちから確固たる意志をもって留年した人々は素晴らしいと思いますし、
それをすべて否定するわけではないので、そこらへんも誤解のないよう。


まあつまり何が言いたいかというと、
みんなとっとと社畜になってこっちの世界に来ようぜ!ってことでーす!

来週も富山に左遷出張だし、社会人って楽しいなぁ!
毎日生き地獄だぜ
posted by おときたしゅん。 at 21:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 就職活動ワンポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
ある会社で採用担当をしているものです。ちょっと覗かせていただきました。
今回のおっしゃっている件なんですが、同意しかねます。
入社後に社員として求められるもの、と採用段階で学生が求められるものは明らかに違います。
もし社会人水準で学生を査定すれば、採用など不可能です。
確かにダメなら留年すればいいや〜と言う考えはその人の『生き方』に良くない影響を及ぼします。相談をよく受けるそうですが、上位大学に通うオトキタさんの後輩さんはそんな学歴を鼻にかけた軽々しい人ばかりなのでしょうか。

オトキタさんの世代に比べ今は出身大学の云々関わらず、段違いに就職活動は厳しい現状です。
まだ社会に出ていないからこそ悩める余白は大学生だからこそ持っていてもいいのではないでしょうか。採用ではそこを明確なマイナスポイントにする会社はないと思います。
留年=社会人基準では失格 はあまりにも暴論です。

会社で一時的に嫌なことがおありになったのかも知れませんが、それをぶつけるような発言はサイバーテロとなりかねません。一時の感情をばらまくことで、社会に出ているあるあなたに周りはどういうレッテルを貼るか考えて下さい。しかし学生なら多少は許容されます。その違いです。
後輩さんはわかりませんが、世の中の就活生は思っている以上にデリケートになっています。上位大学でも泣く泣く留年する学生はたくさんいます。
ブログと言うものは安易なアウトプットツールであると同時に、見ず知らずの「あなたが当たり前だと思っていることをまだ理解できない誰が」にも影響を及ぼすことを考えて下さい。よろしくお願いします。
様々な学生を見ている立場上どうしても申し上げたくて長文コメントを残してしまいました。失礼いたしました。
Posted by 通りすがりの広告代理店採用担当 at 2010年01月30日 01:08
ストレートかつ貴重なご意見、ありがとうございます。

コメント欄は議論をするところではないと思うので、
一つ一つに反論はいたしませんが、ところどころ
わたくしの言いたいことを誤解されているようなのが残念です。

ちなみに

>見ず知らずの「あなたが当たり前だと思っていることをまだ理解できない誰が」にも影響を及ぼすことを考えて

いるからこそブログに自分の意見を発信しています。
もちろん、僕は僕が正しいと思ったことを書きますし、
「そう考える人間」が増えたらいい世の中になると思ってます(布教活動?)。

そうじゃない貴方のような方もいらっしゃるでしょうし、
あとは読み手のリテラシーにおまかせしましょう。
Posted by おときたしゅん。 at 2010年01月30日 12:12

にゃほーーーーっ!!!!ヽ(≧▽≦)ノ
おにゃのこのオ ナ ニーを生で見たよ!!!!
恥ずかしそうに指を出し入れするトコとかマジ萌えるぜぇぇwwwww
こんだけで3万稼げたし、こりゃ続けない訳にはいかないっしょwwwww
http://ziku.aiyorikane.net/fvshcet/
Posted by どんでん at 2010年02月04日 09:25
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