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【大相撲】

横綱朝青龍が引退 一般人への泥酔暴行問題で

2010年2月4日 16時41分

 1月25日、武蔵川理事長から厳重注意を受け、記者の質問に答える横綱朝青龍関=両国国技館

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 大相撲初場所中に知人男性に暴行したとされる横綱朝青龍関(29)=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋=が4日、現役引退を表明した。師匠の高砂親方(元大関朝潮)とともに日本相撲協会の理事会に呼び出された朝青龍関は事情聴取後、報道陣に「いろいろお世話になりました。引退します」と話した。暴行問題で責任を問う声に追い込まれた格好となった。

 朝青龍関は1月16日未明、泥酔して知人の男性に暴力をふるったとされる。当初、相手は朝青龍関の個人マネジャーとされ、相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)から厳重注意を受けたが、後に別の一般人男性が警察に被害相談をしていたことが判明した。協会は調査委員会を設置して独自に関係者を聴取。4日の理事会は当初は同委員会の中間報告だけの予定だったが、急きょ横綱本人と師匠を呼び出し事情を聴いた。

 モンゴル力士で初めて横綱になり、幕内優勝25度は史上3位。2007年には巡業を休んでモンゴルでサッカーに興じ、出場停止処分となるなど問題行動も多かった。

(共同)
 

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