参考文献→
http://blogs.yahoo.co.jp/kentakakijp/31755888.html【記事本文抜粋】
−−−−−−−−−
無償の愛こそがこの宇宙が成り立たせている
エネルギーです。
−−−−−−−−−
上記一文を証明するための検証実験を考えてみました。
【1】まず、「エネルギー」という言葉の示す意味について知ります。
エネルギー−−−−−−−−−
(1)力。力を出すもと。精力。活動力。
(2)物理量の一。物体や物体系がもっている仕事をする能力の総称。力学的仕事を基準とし,これと同等と考えられるもの,あるいはこれに換算できるもの。力学的エネルギー(運動エネルギー・位置エネルギー),熱エネルギー,電磁場のエネルギー,質量エネルギーが代表的なもの。
(3)動力資源。
−−−−−−−−−
(
大辞林より)
【2】上記記事に当て嵌まると思われる「エネルギー」の意味を、
上記(1)〜(3)から選びます。
【3】選んだ各事項について、以下のことを試します。
(1)食事をせずに1年間生きる。
(2)道具を使わず空を飛んで下さい。
(3)燃料を用いずに車のエンジンをかけて動かす。
【4】以上のことができない場合、以下の可能性があることがわかります。
(A)「無償の愛こそがこの宇宙が成り立たせているエネルギー」ではない。
(B)あなたが「無償の愛」だと思っているものは「無償の愛」ではない。
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- 2009/12/30(水) 00:01:52|
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参考文献→
http://blogs.yahoo.co.jp/kentakakijp/31498654.html【記事本文抜粋】
−−−−−−−−−
僕自身はどうかといえば、
働いて家にお金を入れるのは当然だと思っているので、
感謝されなくてもなんとも思っていなくて、
実際感謝されたという記憶もなく、
だからといって感謝されないことに不満をもっているわけでもない。
しかしうちもやはり妻は感謝されて当然だと思っているようで、
感謝の意思表示がないと、怒られたことがあるような。
しかしなぜこちらが一方的に感謝をせねばならないのか
????がいっぱい。
−−−−−−−−−
この著者は、
以前別の記事では「愛は無償」と書いていましたが、
「なぜこちらが一方的に感謝をせねばならないのか」
と上記記事中に書かれている通り、
相手が感謝して来なければ、自分は感謝しなくても良い、と考えているようです。
つまり、著者にとって感謝は有償のようです。
愛は無償で、感謝は有償である、
というのは大変矛盾していますが、
これが成り立つのであれば、
愛よりも感謝の方が高価である、ということを著者は言っているのでしょうか。

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- 2009/12/06(日) 11:30:07|
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私は、やたらと「無条件の愛」という言葉を唱える人を信用できません。
何故なら、「無条件の愛」を信じる人は、物事を深く考えていない人である、と私は思うからです。
誰かを思いやる、大切に思う、優しくする、親切にする、
ということが、大切なことであるとは思います。
ただ、「無条件」「無償」という条件付きになると、大変矛盾があるとは考えられないでしょうか。
例えば、
大切な友人が病気になり、お見舞いに行くことを考えてみます。
お見舞いに行く動機は、「心配」だったり、「励ましたい」だったり、いろいろあるとは思いますが、
その根底にあるのは、「元気になって欲しい」という自分の希望だと思うのです。
例えば、
親が子を大切に思うことを考えてみます。
子のために身を粉にして働く、自分の身を犠牲にして子を守る、
等、様々な「究極の愛」とでも言われそうな状況が考えられますが、
その根底にあるのは、「子供が育つ喜び」という親の希望だと思うのです。
一般に「愛」と呼ばれそうな行動は、何らかのことを欲して行うのです。
その「何らか」のことが叶おうが叶うまいが、それは「対価」を求めての行動であり、
決して「無条件」ではないのです。
彼らが「無条件の愛」「無償の愛」と唱え続ける理由は、
「私はあなたを無条件に愛しますから、あなたも私を無条件に(理由なく)愛してください」
ということを暗に示したいからではないでしょうか?
『無償の愛を与え、そして無償の愛を受け取る』
このようなことは、スピリチュアルのみでなく、既存の宗教の世界でも言われることですが、
「与え」、「受け取る」とは、ギブ・アンド・テイクであり、つまり「無償」ではない、
という矛盾がこの一文には含まれています。
そういう矛盾に気づかない、気づけないことが、スピリチュアルに毒された人の特徴だと思います。
そして、矛盾を指摘されても受け入れられないことが、カルト教祖志願者の特徴だと思います。

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- 2009/10/26(月) 23:32:28|
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