「京品ホテル」元従業員の地位確認訴訟 経営会社と和解成立 東京地裁
いわゆる「リーマンショック」の余波などで廃業に追い込まれた東京・JR品川駅前の「京品ホテル」の元従業員が、経営会社に対して地位確認などを求めていた裁判で、和解が成立していたことがわかった。
この裁判は2008年10月、リーマンブラザーズの日本法人による債権回収などをきっかけに廃業したJR品川駅前の老舗ホテル「京品ホテル」の経営会社に対し、解雇された従業員46人が地位確認などを求めて東京地方裁判所に提訴していたもの。
従業員を支援している東京ユニオンによると、1月29日に経営会社の破産管財人との間で和解が成立したという。
和解の内容については、「守秘義務があり言えないが、勝利的な和解」だという。
(02/04 10:59)