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2010年2月3日(水) 19:10 |
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性犯罪を扱う初めての裁判員裁判
岡山で初めて性犯罪を扱う裁判員裁判が、岡山地裁で始まりました。 裁判では被害者の名前を伏せるなどの配慮がなされています。
岡山で4例目の裁判員裁判では、2日の選任手続きで男性4人、女性2人の裁判員と、4人の補充裁判員が選ばれました。 この裁判では、住所不定の無職・松永圭史被告が、去年8月、岡山県内の路上で当時17歳の女子高校生に対しわいせつな行為をした上、顔などを殴りけがを負わせたとして、強制わいせつ致傷の罪に問われています。 初公判で松永被告は、起訴内容を全面的に認めました。 性犯罪を扱う今回の裁判では、被害者が特定されないように、被害者の名前や証人として出廷した被害者の父親の名前を伏せて審理が進められています。 また犯行現場の写真も傍聴席から見える大型モニターには映さず、裁判員の席のモニターのみに映し出されました。 裁判は、4日求刑が行われ、5日判決が言い渡されることになっています。
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