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2010年2月3日(水) 19:10 |
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大学3年生の就職活動本格化
不況で雇用不安が深刻化する中、岡山市内の大学では、来年春に卒業を予定している3年生を対象にした就職説明会が開かれました。 就職氷河期を勇気を持って乗り切ってほしいと、有名人も応援に駆けつけました。
リクルートスーツを着て就職説明会に臨むのは、岡山商科大学の3年生およそ200人です。 長引く不況の影響で、このところ明るい話題がない雇用情勢。 これから厳しい就職戦線に飛び込む学生たちも、不安を隠し切れません。 大学によると、説明会の参加企業は、売り手市場だったおととしの190社と比べて、今年は半分以下にまで減っています。 そんな中、なるべく多くの企業をまわり内定につなげようと、説明を聞く学生の表情は真剣そのもの。 企業の採用担当者は、例年以上に学生の熱意を感じているといいます。 大学側も、企業を訪問するなどの努力を重ね、あと3回残る説明会の参加企業を増やす考えです。 3日は、バレーボールの元全日本代表川合俊一さんが、学生の応援に駆けつけました。 厳しい練習に耐えてきたスポーツ人生を振り返り、逆境にも元気をもってチャレンジしてほしいとエールを送りました。 本格的に始まった、これから1年間の就職活動。不安が尽きない中、手探りで狭き門に挑みます。
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