平尾昌晃氏がチャリティー・コンサート「出逢い☆ありがとうライブｉｎ有楽町」

　歌手で作曲家の平尾昌晃氏が、チャリティー・コンサート「出逢い☆ありがとうライブｉｎ有楽町」（報知新聞社後援）を３月２６日、東京・有楽町のよみうりホールで行う。長崎・佐世保在住で、地元中心にライブ活動を続けている掛屋剛志くん（１７）が出演する。知的障害、視覚障害を抱えながら、独学のピアノを弾き、歌う剛志くんが東京で本格的なライブを行うのは初めて。当日は平尾氏が作曲した「やすらぎの時代（とき）へ」などを披露する。

　１人では日常生活もままならない剛志くんだが、澄んだボーイソプラノで歌う姿は、重いハンデを背負った少年には見えない。演歌からクラシックまでレパートリーは多彩。英語で歌う「アメージング・グレース」で、米軍兵士を涙させたこともある。福祉団体や学校の行事などに招かれることが多く、週末のスケジュールはぎっしりという人気ぶりだ。

　「ハンデに負けず頑張っている姿は感動的。一人でも多くの人に見てもらって彼を応援してほしいし、また、彼の姿に勇気づけられる人も多いと思う」と平尾氏は語っている。「出逢い―」は福祉活動に熱心な平尾氏が、障害者や家族、介護者らに生の音楽を楽しんでもらおうと定期的に行っているイベント。

　主催　ＮＰＯ法人　ラブ＆ハーモニー基金
  後援　報知新聞社
  協力　報知社会福祉事業団

　◇日時　３月２６日（金）東京・有楽町、よみうりホール　午後１時開場、２時開演

　◇出演者　平尾昌晃、掛屋剛志、じゅん＆ネネ、葵と楓、花やしき少女歌劇団、亜依良

　◇募集　スポーツ報知では「出逢い☆ありがとうライブｉｎ有楽町」に２００組４００人を招待します。希望者は、はがきに〒住所、氏名、年齢、職業、電話番号を記入し〒１０８―８４８５　報知新聞社事業局「出逢い」係へ。２月１３日（土）消印有効。問い合わせは（電）０３・５４７９・１３８３。

（2010年2月4日06時02分  スポーツ報知）

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