2010年 2月 3日
節分 岡山・香川で豆まき
節分の2月3日、岡山・香川でも豆まきなどの行事が行われ、福を求める大勢の人でにぎわいました。岡山市北区の最上稲荷ではゲストに双子の女性タレント、「マナカナさん」こと三倉茉奈さん、佳奈さんやお笑いタレントのホリさんらを迎え、恒例の豆まき式が行われました。豆が入った袋には国内旅行や家電製品が当たるクジが付いていることもあり、参拝客らは福を授かろうと懸命に袋の行方を追っていました。最上稲荷によりますと1日で約3万人の参拝客が訪れたということです。一方、高松市の田村神社でも豆まきが行われました。年男・年女に加えゲストの演歌歌手、新沼謙治さんらが一斉に「鬼は外」「福は内」の掛け声で豆をまくと詰め掛けた大勢の人が福を授かろうと袋を集めていました。田村神社では約3万袋の豆が用意され、約2万人が訪れたということです。

大学4年生など対象 就職面接会
この春卒業する大学生などを対象にした就職面接会が高松市で開かれました。大学4年生の就職活動は大詰めを迎えています。就職面接会には香川県内の企業を中心に去年より24社少ない83社がブースを構えました。一方、参加したのは大学生や中途採用者など約370人で去年の人数を上回り厳しい雇用情勢が浮き彫りとなりました。特にまもなく卒業する大学4年生にとってはこの就職面接会が最後のチャンスで、参加者は真剣に面接に挑んでいました。香川県の去年12月の有効求人倍率は0.59倍と過去最低で、主催した県では求職者と企業のマッチングの場になればとしています。

岡山公立高校 自己推薦入試出願状況
岡山県の公立高校で実施される自己推薦入試の出願状況がまとまりました。県立全日制の平均競争倍率は3.1倍となっています。自己推薦入試の願書の受け付けは先月29日から始まり、2日締め切られました。このうち県立全日制では53校130科で自己推薦入試が実施され、4406人の定員に対し、1万3676人が出願しました。県立全日制へ進学を希望する中学生の約95%が出願していて、平均競争倍率は前の年を0.03ポイント上回る3.1倍となっています。倍率が高いのは西大寺・普通科7.44倍、岡山大安寺・普通科7.41倍などで6つの高校で倍率が6倍を超えています。適性検査と面接は今月9日行われ、合否の結果は今月17日に中学校の校長を通じて通知されます。