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小沢氏辞任は?党内抗争も

- 2010.02.02 17:01

2月1日夜、民主党の小沢一郎幹事長は自身の資金管理団体『陸山会』の土地購入を巡る事件で、東京地検特捜部による2回目の事情聴取を受けたことを説明。これまで強気一辺倒だった小沢氏の心境に変化が起きたのか、「刑事責任を問われることになれば、責任は非常に重いと思う」と自らの責任について初めて言及した。

小沢氏の進退を巡ってはここにきて民主党内からも批判が続出。前原誠司国土交通相や枝野幸男・元政調会長など小沢氏に距離を置く議員から、幹事長辞任を含めた「けじめ」や「自浄能力発揮」を求める発言が相次いだ。一方これらの意見に対し小沢氏に近い議員らは反発を強め、“ポスト小沢”も視野に入れた党内抗争にも進展しそうな勢いに。鳩山由紀夫首相は、「自浄能力は当然、党として発揮しなければならない」と述べながらも、「検察が捜査している最中」と冷静な対応を呼びかけた。

この件に関しブロガーからはさまざまな意見が。「裏献金でないことがきちんと説明できないならやっぱり辞めるべきでしょう」と小沢氏の辞職は必要という声は多数。一方で「まだ小沢君をとりまく疑惑とやらが証明されたわけでもないうちから、同じ党の人間がそなんことほざいてどうする。これこそ、まさに検察の思う壺」と党内の動きを軽率と悲観する声も。

「『自民党政権でめちゃくちゃになってしまった日本を立て直すのだ』というのが民主党の一番の使命だったのだから、いつまでのこんなことで時間を使っている余裕はないだろう」(日常のあれこれを雑然と…)と指摘もあるように、今国会は集中すべき審議が山積みだ。そこに立ちはだかる小沢氏の問題、民主党は果たしてどう乗り超えるのだろうか。

(ひろ)

■参考サイト
日常のあれこれを雑然と…

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