坂口征二(奥)の指導の下、「荒鷲づかみ」で吉橋伸雄のボマイェをキャッチする中西学(右)=都内の新日本プロレス道場
2・14両国大会で中邑真輔のIWGPヘビー級王座に挑戦する野人・中西学が2日、都内で“世界の荒鷲”坂口征二氏と柔道特訓を敢行。中邑の必殺技ボマイェを攻略する新技を開発した。
柔道着にそでを通した野人は荒鷲の指導の下、ボマイェを放つヒザを体を張ってつかむ「荒鷲づかみ」を開発。そこから飛行機投げを経て腕ひしぎ、あるいはマフラーホールドを経て逆片エビに移行してみせた。
野人は「柔道着を着ることで相手をしっかりコントロールする技術を教えてもらった。中邑のヒザをぶっ壊す」と手応え十分。坂口氏は、自身の社長時代に中西を採用したとあって「大ケガもせずコツコツと頑張ってきた。もう一花咲かせてほしい」と、ゲキを飛ばしていた。
(2010年2月4日)