2010年2月3日 20時44分更新
節分の3日、県内各地で子どもたちが節分の豆まきをしました。
このうち、備前市の市立片上保育園では、34人の子どもたちが遊戯室に集まり、まず、節分にちなんだ紙芝居を先生から読んでもらい、鬼をテーマにした童謡を元気いっぱい歌いました。
しばらくすると大きな太鼓の音とともに赤鬼や青鬼姿の人たちが次々と現れ、子供たちをおどろかしました。
鬼にふんしたのは、地元の地域おこしのボランティアグループのメンバー9人で、鬼の面を被って手には紙などで作った金棒を持っています。
突然やってきた迫力ある鬼に、なかには涙を浮かべて怖がる子どもも見られましたが、鬼から「いい子になるか」と聞かれると「はい。友達とけんかしません」と答えていました。
そして心の中にいる泣き虫鬼や友達とけんかする鬼をやっつけようと誓い、みんなで「鬼は外、福は内」と言って一斉に豆を投げつけました。
鬼を退治したあと、子どもたちは、「怖かったけど悪い鬼がいなくなってよかったです」と話していました。