2010年2月3日 20時44分更新
節分の3日、新庄村の中学校で、長さが4メートルを超える「恵方巻き」づくりに生徒たちが挑戦しました。
「恵方巻き」は節分の風習で、「恵方」と呼ばれるその年の縁起のよい方向を向いて巻きずしを丸かじりすると願いがかなうとされています。
3日は小雪が舞う中、新庄村の新庄中学校の調理室に3年生10人が集まり、恵方巻きづくりに挑戦しました。
生徒たちは家庭科の先生などに教わりながら、横一列になってのりの上にごはんを広げ、キュウリや卵焼きなどの具を乗せていきました。
そして「巻きす」を使って、かけ声とともにみんなで一気に巻き上げ、長さ4メートル50センチもある長い恵方巻きが出来上がりました。
このあと生徒たちは、給食の時間に短く切り分けた巻きずしをことしの恵方の西南西の方向を向いて丸かじりし、おいしそうにほおばっていました。
男子生徒の1人は「作るのはとてもたいへんでしたがおいしかったです」と話していました。