2010年2月3日 20時44分更新
県内で初めてとなる性犯罪を審理する裁判員裁判が3日から始まりました。
6人の裁判員が参加した強制わいせつ傷害事件の審理は、被害者に配慮して、名前や住所などの個人情報を伏せて行われました。
裁判員が審理しているのは、住所不定、無職の33歳の男が、去年8月、県内で女子高校生に後ろから車で近づき、わいせつな行為をしたうえ、顔や頭を素手で殴る暴行を加えたとして強制わいせつ傷害の罪に問われている事件です。
裁判は3日から3日間の日程で岡山地方裁判所で始まり、男性4人、女性2人のあわせて6人の裁判員が審理に臨みました。
審理では、はじめに裁判長が、被告に、起訴された内容について間違いがないか尋ね、被告は「ありません」と答えました。
今回の審理は、性犯罪を審理する県内で初めての裁判員裁判で、審理の冒頭、裁判長が被告に対し、「被害者の名前は口にしないように」と求めたほか、被害者に配慮して、被害者の名前や住所などの個人情報を常に伏せる措置がとられました。
また、検察官がモニターを使って裁判員に事件の現場の写真を示した際も、一般傍聴席から見えるモニターには映し出さない方法がとられました。
審理は、4日、検察側の求刑と弁護側の最終弁論が行われたあと、5日には判決が言い渡されます。