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【栃木】

事務局職員、寝坊で置いてきぼり 宇都宮市議会 視察旅行

2010年2月3日

 宇都宮市議会の「ブランド力を活かしたまちづくり調査特別委員会」が一月に視察旅行をした際、随行の男性職員が寝坊し、市議だけで帰県するトラブルがあったことが二日、分かった。同市議会事務局は「非常に珍しいケースだが、好ましい話ではない」としている。

 事務局によると、参加したのは特別委の市議十二人と職員二人。先月二十日から二泊三日で松山市と広島県福山市を回った。

 二十一日の夜に全員で食事をした後、複数のメンバーが二、三次会に参加。寝坊した職員と市議二人は四次会まで残り、翌日午前二時半まで飲んでいた。

 出発当日の朝、職員は待ち合わせ場所のホテルロビーに現れなかった。新幹線の指定席を予約していたため、もう一人の職員が市議を駅まで送り、一時間後に二人で帰県した。

 事務局は職員を厳重注意とし、正副議長にも報告。職員は「寝るのが遅かった上、モーニングコールの設定を間違えた」と話しているという。

  (小倉貞俊)

 

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