来春のダイヤ改定で運転を中止する寝台特急「北陸」(右)と急行「能登」=JR西日本提供 |
運転中止する寝台特急「北陸」=JR東日本提供 |
運転中止する急行「能登」=JR西日本提供 |
来年3月から東海道・山陽直通のすべてを担うN700系新幹線=名古屋駅、伊藤恵里奈撮影 |
来年2月で東海道区間から引退する500系新幹線=大阪市の新大阪駅、南部泰博撮影 |
JR各社は18日、来年3月13日に行うダイヤ改定を発表した。上野―金沢間を結んできた寝台特急「北陸」と急行「能登」は廃止される。
北陸は1950年、金沢経由の大阪行き急行として誕生。75年に寝台特急になった。能登は59年に米原(滋賀県)経由で誕生した。
利用者が87年の会社発足時より3割程度に落ち込んでいるため廃止が決まった。今後は週末や連休に臨時の夜間急行を走らせるが、名称は未定という。
また、3月のダイヤ改定では、東京発の「のぞみ」計167本のうち、博多や広島など山陽新幹線まで乗り入れる101本のすべてが最新型の「N700系」になる。新大阪止まりなども含めた全体では、約7割の120本がN700系になる。一方、国内初の時速300キロ運転を始めた「500系」は2月28日に東海道区間から引退する。