辞任と引き換えに捜査終了との情報も
しかし、そのどちらでもないという見解もでています。
今回の結果について、小沢本人が不起訴となったことは残念というしかありません。しかし、秘書は起訴されることになり、その責任は免れません。
小沢が2回目の事情聴取にマスメディアなどにも知られることなく、密かに応じていたことで私は今回の結果もあるとは思っていました。
事前に再聴取が漏れなかったと言うことは、互いにリークしなかったと言うことです。つまり、何らかの話し合いが秘密裏に行われた可能性を捨てきれません。
小沢は一回目の聴取で検察の強硬な姿勢を感じ取り、急にしおらしくなって検察批判を引っ込めました。検察と戦うと言ったそれまでの姿勢を180度転換したのです。
これを見た検察幹部がそれまでの強硬姿勢から転換したとも考えられます。そこで再度小沢の弁護士に連絡をして、再聴取の中で何らかの意図を伝えたとも考えられます。
小沢の再聴取の後の態度には明らかな変化が見られました。弱気な発言が相次ぎ、これまでの強気の姿勢は全く姿を消しました。
小沢は次のように述べた。
「自分の知っている事実の全て、記憶している事実について包み隠すことなく申し上げた。」
こんなことを言われても国民には何も解らない。事実が何なのか?具体的説明は何もしていないからだ。
しかし、もしも小沢が事実を検察に白状し、辞任を臭わせていたらどうなのか。
つまり、自らの進退と捜査の終了を取引しようとしたと考えるとどうなるのか。そのような観測が永田町では実は囁かれていた。
小沢が石川秘書の起訴が決定された後に、辞任するというシナリオである。残念ながらその可能性もあると見なければなりません。
しかし、私は最後まで検察を信じます。
小沢も鳩山首相も「俺は何も知らなかった」と言えば、それで罪に問われる事はないのか。知らぬ存ぜぬと言っていれば政治家はすむのか。
絶対に知らない筈がないのに、それで済んでしまうのか?
そんなことが許される社会であってはならない。検察の奮起を促したい。
小沢が辞任しないで、検察が次の捜査を進められないようでは検察の大敗北です。しかし、小沢が辞任となれば検察は巨悪を退治したということで収めようと主張する検察官も出るでしょう。
尚、何故私が「小沢は逮捕されなければならない、逮捕される」と言い続けて来たかは、2,3日の様子を見た後でまとめてシリーズで書かせて頂くつもりです。
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