凡人
2007-11-29 23:59:59

北部軍司令部防空指揮所に入る

テーマ:所詮彼女もいねぇ
起きた。

今日が楽しみすぎてあまり寝られなかった。

朝ごはん。

みなさんとの待ち合わせ場所の駅に向かう。

先生、I君、Hさんと合流。

みなさんに、軍関係の旧跡をご紹介しつつ、北部軍防空指揮所へ向かう。

到着。


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外観(先週の土曜日)

果たして、本当に中に入れていただけるのであろうか。

もしかしたら、先生は何か勘違いされているのではなかろうか。

そんな不安がなきにしもあらずであったが、ちゃんと敷地内に

入れていただけて、不安一掃。

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ついに塀の向こう側に来た。というか、指揮所は
向かいのマンションよりは構造的に強固だと思う
が解体されてしまうらしい。

担当者の方のご案内で、ついに指揮所内へ潜入。

階段を登る。

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ついに未知の空間へ踏み出す

1時間ほどをかけて内外を見て廻る。

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二重構造の壁。ちなみに、飛び交っているのは
埃であり、オーブとかいうのはやめてください。

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指揮所の中枢部だったところ

S
鎧戸

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「昭和一七年製」の標記のある蓋。
ちなみに中身は空洞でした。

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二階入口扉

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入口を守る壁


bea
1階扉


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2階廊下

bed
壁の厚さを測るべくボーリング


bea
向こうがみえない

bea
壁のボーリングの結果。ここの近くの壁では
なぜかバラストではなく石炭が混入していた


ghsw
ショートケーキ食べたいなぁ

S
屋上から藻岩山と手稲山を望む


北部軍防空指揮所外観

わずか1時間で、明部用の自分のデヂタルキャメラと暗部用の

テツさんからお借りしたデヂキャメの二刀流で、撮りも撮ったり370枚。

大体、10秒に1枚撮っていた計算な訳である。

記録写真係としては上出来な戦果であろう。

まあ、お役所様がこの施設を残せないという見解に対して、

色々といいたいことはありますが、もう解体ということで

決まってしまったらしいのでもう何も言わないことにしておき

ますといいつつ、なぜこの建物を解体するのかが解せない。

解せない…。

とりあえずは、50年先、100年先の人たちのことを考えて、

ここで多少の出費は惜しんで欲しくなかったということ

だけです。

いくら歴史についてかかれた字面を読んだところで、実物の持つ

力には勝てないものです。

札幌市内にどれだけ先の戦争の遺構が残っているか考えて欲しいです。

100年、200年後の世の人たちが、先の戦争に関して、文献や映像を

通して学ぼうとしても、所詮それは現代人であるところの私たちが

源平の合戦程度の薄い繋がりしかもてないと思いますが、郷土に

存在するこのような実物の遺構を直に触れることで、それなりの現実感

は得られる格好の資料になったかと思います。

残念です。

というか、自分でもこういう施設に興味があり、かつこういうものの保存と

関係の深い研究領域を専門としている私としては、自分の郷土の遺産

である建物の保存に関して何もできなかったことが、残念でたまりま

らないのと同時に、かなり後世に対して罪作りなことをしてしまったの

ではないかという思いでいっぱいです。

そんなこんなで、調査終了。

敷地の外に出ると、犬を散歩中の女性が我々に話しかけてくる。

なぜこの建物を壊すのかわからないと熱く語ってくださった。

私もわからない。

中を見せるような機会はないのかと聞かれたが、今週の月曜にありました

とお伝えすると、残念がられていた。

というか、新聞で広く見学者を募集した財務局の姿勢はわかるが、地元住民

を限定対象にした見学会も開くべくだったのではないかと思う。

我々が敷地内で調査をしている時も、この女性がずっと敷地内を覗いている

のが見えたし、そのほかにも敷地外からこの建物の写真を撮っている方が

おられたのが見えた。

内部に入れたのは一般公開の時の60人と一部の研究者だった訳で、

入れて写真を撮りまくった私としては、他に内部の写真を公開されて

いる方はいるものの、せめて何らかの報告書が刊行されるまでの間は

自分でも何らかの方法で写真を公開しようかと考えている訳である。

私にVRの技術が多少なりともあれば、もっといい形で公開できたと

思うのだが。

それはさておき、一時帰宅。

すぐに研究室へ。

地下鐵道でいく。

例の如く、地下街がやっている時間だったので、地下街をかわいい服を

みつつ通り抜けていく。

研究室着。

お弁当を食べていると、I君が来て、Kさんと3人で我が阪神タイガースに

関する話題。

某学校へ。

某学校着。

某学校の前に、売血会社の血液収集車が停まっている。

この前の売血の結果が送られてきた訳だが、γーGTPが

異常値だったおかげで今年はもう呑めないかもしれないなぁ。

というか、明日、病院屋さんいかないとなぁ。

昇降機に乗ると、途中の階から美人講師さんが乗ってくる。

このまま、昇降機が故障して閉じ込められたらどうしようとかは考えていない。

挨拶して終了。

授業受ける。

授業冒頭でやったミニテストが返ってきたが、間違いなはずの問題が

2問あるのに、満点になっている。

普通の女の人が採点したなら、「適当にマル付けしてるな」とか思うも、

美人講師さんが採点しているので、「これはサービスだな」と思う

ことにする。

そこが男のつれぇところよ。

授業終わる。

研究室に戻る。

研究室でまたも奇跡的なお話を耳にする。

次はかなり肉体労働になりそうだが、日程があえば絶対に行きます。

とりあえず、今日撮影してきた写真を一通りみてみる。

そして頂いた平面図に、その撮影場所を1枚づつ落としていく。

できた。


ghsw
撮影地点を記入

今日は研究活動は一切しなかったが。

でも、ああいう施設を訪れるのも、私の研究の一貫ではある訳である。

帰る。

外は寒いねぇ。

地下鐵道に乗る。

帰宅。

晩御飯。

テツさんの家にデヂキャメをお返しに行く。

到着。

色々と話す。

帰る。

寒い。

帰宅。

今日は11マーチン。

寝る。

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