お六櫛づくりの第一人者。「手づくりこそ本物であり、最後に生き残れるもの」という信念のもとに、ひたすら技術を磨き保存と伝承に努めている。
卓越した技能が評価され、宮内庁御用達の製品を多数製作。 昭和58年 高円宮妃殿下用大垂髪結髪用櫛一式 平成元年 秋篠宮妃殿下用額櫛一式 平成二年 皇后即位式額櫛一式、皇太子妃殿下ご婚儀用額櫛一式 等、 その他、TVドラマ「水戸黄門」をはじめ時代劇かつら用櫛、一流ヘアデザイナー用など、いずれも高度な技術を要するプロ用の櫛を製作し、その力量は高く評価されている。