The Invitation To Japanese Traditional Comb
Ver.2.09
中山道どまんなかの薮原宿で、上方と江戸の形を伝える...
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お六櫛の種類と形
薮原では一口に「お六櫛」と総称しているが、その種類は多岐にわたり、お六櫛はその用途と機能から大きく4種類に分けられる。さらにそれぞれに形や大きさ、歯のつけ方などの違いによって細かく分類され、名称がつけられている。
詳細は各種類の写真をクリック。
梳き櫛(透き櫛・寿喜櫛は当て字)
髪の垢、フケをとるなど、髪の汚れやホコリをとりいて梳くのに用いる。 いわば頭髪をクリーニングするための櫛。
歯の間隔はいずれも0.5mm以下と細かく、毛髪の1本1本を梳く事ができるようになっており、毛髪の表面を一定方向へ美しく整え、毛髪本来のツヤを出す効果がある。戦後、シャンプーの普及と洗髪の習慣化によって生産量が激減した。櫛のサイズは三寸〜四寸四分程度。歯数は一寸あたり29〜42本である。
解かし櫛(解き櫛)
結っていた髪をほどき、毛髪を揃えるのに用いるやや歯の粗い櫛。現代の日常生活ではスタイリングするための櫛で、現在一般的に使用されている櫛のほとんどが、この解かし櫛といえる。
櫛のサイズは五〜六寸で、櫛挽職人は一寸あたりの櫛歯の数から以下の六種類に分けている。梳歯(15本/寸) 相細(14本) 相歯(13本) 相太(12本) 挿荒(11本) 荒歯(10本)
挿櫛(飾り櫛・塗櫛)
髪を結ってから、髪の乱れを整えたり、髪に挿して飾りに用いたため「飾り櫛」とも呼ばれる。 アクセサリー的な要素が強い。梳き櫛に次いで目が細かく、歯数は一寸あたり15〜25本程度。
結櫛
いわゆる日本髪、チョンマゲなど、髪を結うために用いられた櫛。 主に髪結師、床屋など理髪専門職のために供給されていた。 現在でも一部は相撲取り、時代劇等に関わる職種で伝統的に使用されている。
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