最終更新: 2010/02/03 13:58

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小沢事務所、2000年衆院選でゼネコン各社から有権者名簿提供受け競わせる形で票集め

民主党の小沢幹事長の事務所とゼネコンとの癒着が取りざたされる中、小沢事務所が2000年の衆議院選挙で、ゼネコン各社などから4万人を超える有権者名簿の提供を受け、お互いをあえて競わせる形で票を集めていた実態が、FNNが入手した内部資料でわかった。
資料によると、小沢事務所は、自由党が候補者を擁立した2000年の衆議院選挙で、ゼネコン各社などから、およそ4万6,000人分の有権者名簿の提出を受けていた。
小沢事務所は、名簿をもとに反応を探り、「A」(明らかに投票)、「B」(投票の可能性)、「C」(投票は不明)などとランクづけし、その結果から会社同士を競わせていたという。
また、1999年の岩手県議会選挙では、建設会社が小沢事務所に対し、「ご指示がございました県内全体の地区ごとの人数を区分けしました。促進活動を指示し、進行中であります」、「確実な人数として、最終的に400〜500名を目標に頑張りたい」などと、常に報告を上げていた実態も明らかになった。
西松建設事件の公判では、「小沢事務所が『天の声』と呼ばれる公共工事受注への影響力を背景に、選挙支援や献金を要求していた」と検察側が指摘していて、これらを裏づける内容が、資料からも明らかになった。

(02/03 12:52)


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