ニュース
■2月2日(火)
都市計画決定の幹線道見直し 松本市が存 続、廃止など判断
 松本市が20年度から進めている、都 市計画決定されたまま事業未着手となっている幹線道路の見直し作業が、大詰めを迎えている。29路線・110区間(総延長約60`)が対象で、今夏までに 存続、変更、廃止の候補案を決める予定だ。対象路線の多くが都市計画決定から半世紀近くたっており、存続するにしても相応の理由を必要とするなど、市は難 しい判断を迫られている。

猫と飼 い主 いつでも一緒 明科 百瀬さんと「モコたん」
 安曇野市明 科七貴の百瀬佐武郎さん(65)の飼い猫「モコたん」は、人懐こく、飼い主のそばを離れない珍しい猫だ。百瀬さんが散歩に行けば、後を付いて来る。店で買 い物をする際は店外でじっと帰りを待っている。その姿は、猫にもかかわらず忠犬のようだと話題になっている。

7割が市民 2時間待ちも エキナカビストロ 集客結果
 塩尻市の JR塩尻駅構内に、1月21―27日の期間限定で設けられたフランス料理店「塩尻ワインエキナカビストロ」(塩尻市、塩尻ブランド推進ネットワーク会議主 催)の入り込み状況がまとまった。1年前にJR長野駅で開いた前回並みの延べ634人が来店し、週末の夜は2時間待ちが出るほどの好評を博した。

筑北に「村づくり推進室」 活力創出、新事業 に着手
 筑北村は1 日、人口増加対策や地域資源を生かした産業振興などに取り組む「村づくり推進室」を設置した。飯森紀元村長が選挙公約に掲げた魅力ある村づくりに特化した 部署で、都市との交流や村営温泉宿泊施設の経営改善、就労機会の創出など多岐にわたる分野で、さまざまな村おこし事業を手掛ける。

木祖小の「源流図書館」盛況 多彩な分野 住 民にも好評
 木祖村の木 祖小学校の図書室に、村の施設に置かれていた本を集めて昨年11月に開館した「源流図書館」で、児童の利用が増えている。学習に役立つ本を中心にそろえて いた図書室に、国内外の人気小説などが加わったことで読書に親しむ児童が増えたほか、村外まで借りに行っていた児童が使うようになった。

氷結ワインの醸造始まる 松本・山辺ワイナリー
 松 本市入山辺の山辺ワイナリーで1日、極甘ワインに使うブドウ「サンセミヨン」の凍結果汁の抽出が始まった。天日で干して糖度を高めた果汁を、凍結してさら に水分を除き、極限まで糖度を高める「氷結造り」という珍しい製法だ。3季目の今年も、1週間かけて500g分を仕込む。

FDA支援に6149万円 県の新年度予算案に計上
 県 は新年度の当初予算案に、信州まつもと(県営松本)空港に就航するフジドリームエアラインズ(静岡県牧之原市、FDA)の支援などに6149万円を計上す る。うち利用促進策(空港利用促進協議会事業)には前年度当初比2・7倍の1890万円を盛り、利用促進キャンペーンに「松本山雅FC応援キャンペーン」 などを追加する。

ストー カーやDV増加 昨年の警察相談まとめ
 県 警は1日までに、21年中に取り扱ったストーカー事件や配偶者からの暴力などの相談件数をまとめた。いずれも前年を大きく上回り、県警生活安全企画課はス トーカーや家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)に対する認知度が高まり、発覚しやすくなったことが背景にあるとみている。

「花 粉」今年は少なめ? 松本で飛散量測定が開始
 今年の花粉飛散量はどのくらい?県松本保健福祉事務所は1日、松 本市島立の県松本合同庁舎敷地内で、本年度の花粉飛散量の測定を始めた。松本市で飛散が始まるのは例年2月下旬以降だが、昨年は観測史上最も早い2月14 日に始まるなどばらつきもある。関係者は「症状の悪化を防ぐため、調子が悪ければ医療機関を受診して」と早めの対策を呼び掛けている。