荒ワシづかみ!中西IWGP戦に新必殺技
新日本の中西学(43)が2日、東京・世田谷の道場で練習を公開した。14日の両国大会(東京・両国国技館)でのIWGPヘビー級タイトルマッチに向け、王者中邑真輔(29)のフィニッシュ技ボマイェ(顔面へのひざ蹴り)対策を講じた。坂口征二取締役から直々に指導を受け、ひざをキャッチして強引にマフラーホールドや腕ひしぎ十字固めに移行する、野人らしい力技を披露。坂口取締役の愛称を取って「荒ワシづかみ」と命名した。中西は「シミュレーションしてもらったので、ここから自分のものにしていきたい」と手応え十分で、前哨戦でも使っていく考えだ。中西を入門前からかわいがっていた坂口取締役も「もうひと花、咲かせてほしいね」とエールを送った。
[2010年2月3日8時30分 紙面から]
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