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2010年2月2日(火) 19:25 |
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香川、農家の個別所得補償制度
政府が、4月から導入する米の生産者への個別所得補償制度についての説明会が、丸亀市で開かれました。 民主党がマニュフェストに掲げ10アールあたり、原則として1万5千円を生産者に支払うという制度です。
説明会は、市や町、農業団体を対象に開かれました。 戸別所得補償は、政府が4月からの来年度に全国で導入するもので、食料自給率向上と農家の経営安定がねらいです。 来年度はモデル事業として米を対象に行われ、原則として1反=10アールあたり1万5千円が支払われます。 それに加え、農家が販売する米の価格が標準的な価格を下回った場合、差額を補償します。 香川県内では、約3万1千の米生産者ほとんどに交付される見通しです。 8割を占める兼業農家は、概ね好意的に受け止めているようです。 一律の交付には疑問の声も聞かれます。 農業の底上げを狙って導入される制度ですが、生産者の意欲につながる運用が必要とされています。
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