予備検診を受ける王者のデンカオセーン=大阪・JBC関西地区事務局
「WBA世界フライ級タイトルマッチ」(7日、神戸ワールド記念ホール)
王者・デンカオセーン・カオウィチット(タイ)は2日、大阪市のJBC関西事務局で予備検診を行った。前回は、老練なクリンチを駆使して、挑戦者・亀田大毅(亀田)に判定勝利したが「クリンチは女の子とやりたい。大毅とはヤダ。今回はスタイルを変えた」とクリンチを封印して、KOでの返り討ちを宣言した。4カ月ぶり来日の王者は前回より10ラウンド増となる129ラウンドのスパーリングをタイで消化。「今回はスタミナがある」と肉体の“進化”に胸を張った。
(2010年2月2日)