2010年 2月 2日
高速道路無料化実験 岡山道で実施
国土交通省は、6月から高速道路無料化の社会実験を実施すると発表しました。岡山県内では岡山自動車道で行われます。高速道路無料化の社会実験は全国37の路線で行われます。このうち岡山県内では岡山ジャンクションと北房ジャンクションを結ぶ岡山自動車道で実験が実施されます。対象は全ての車種でETCを搭載していない車も含まれます。対象区間は休日に実施している「上限1000円」の割引制度による渋滞の発生頻度や他の交通機関への影響などを考慮して選ばれました。社会実験は今年6月から来年3月末まで行われ、国土交通省では実験の結果をもとにさ来年度から高速道路の無料化を段階的に実施することにしています。

倉敷市職員がわいせつ行為容疑で逮捕
倉敷市の男性職員が女子高校生にわいせつな行為をしたなどとして児童買春などの疑いで2日、警察に逮捕されました。逮捕されたのは倉敷市役所耕地水路課、主事の大塚伸二容疑者(43)です。警察の調べによりますと大塚容疑者は、去年7月、倉敷市内のホテルで、岡山県内の17歳の女子高校生が18歳未満と知りながら現金2万円を渡してわいせつな行為をした疑いです。また、去年11月、倉敷市内で、別の17歳の女子高校生が身に着けていた下着1枚を3000円で買った疑いも持たれています。大塚容疑者は、携帯電話のコミュニティーサイトを通じて高校生と知り合ったということです。警察の取り調べに対し大塚容疑者はわいせつ行為について容疑を認めていますが、下着を買った女子高校生については「18歳と聞いていた」と容疑を否認しています。警察では余罪についても追及することにしています。

緊急走行中のパトカーと乗用車が衝突
2日朝、岡山市北区の国道交差点で、緊急走行中のパトカーと乗用車が出合い頭に衝突し乗用車の男性など2人が軽いけがをしました。2日午前6時40分ごろ、岡山市北区北長瀬表町の国道交差点で、西に向かって緊急走行中のパトカーと北進中の乗用車が出合い頭に衝突しました。この弾みでパトカーは反対車線に停まっていた軽乗用車にぶつかりました。この事故で乗用車の38歳の男性と軽乗用車の46歳の男性が軽いけがをしました。岡山西警察署によりますと、パトカーは55歳の男性警部補が運転していて、110番通報を受け現場へ向かっている途中でした。事故当時、パトカーの進行方向の信号は赤でしたが、赤色灯を点灯し、サイレンを鳴らした状態で交差点に進入していて警察では問題はなかったとしています。

初の性犯罪審理 裁判員裁判選任手続き
岡山県で初めてとなる性犯罪事件を審理する裁判員裁判が3日から岡山地方裁判所で始まるのを前に、裁判員の選任手続きが行われました。審理の対象となるのは去年8月、岡山県内の路上で10歳代の女性にわいせつな行為をしたうえ、悲鳴を上げた女性を殴りケガをさせたとして、県内に住む無職の松永圭史被告(33)が、強制わいせつ傷害の罪に問われている事件です。性犯罪事件の審理に当たって、今回の選任手続きでは、被害者の女性と候補者に接点があるかどうかに加えて、事件の現場近くに住所や勤務地がないかなど初めて確認し、慎重な選任が行われました。そして、出頭した31人から裁判員6人が選ばれました。裁判はあすから3日連続で行われ、裁判では名前や住所を出さないなど、女性のプライバシーに配慮するということです。