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【大相撲】

安治川親方が貴乃花に投票 日本相撲協会の理事選挙

2010年2月3日 00時48分

 記者会見で貴乃花親方への投票を明らかにした安治川親方=2日夜、東京都江東区の大嶽部屋

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 大相撲の立浪一門で元幕内光法の安治川親方(36)=本名峯山賢一=が2日、東京都江東区の大嶽部屋で記者会見し、1日に行われた日本相撲協会の理事選挙で一門の枠にとらわれず元横綱の貴乃花親方に投票したことを明らかにした。「この人なら何かをしてくれると思った」と投票の理由を説明した。

 安治川親方は横綱白鵬が所属する宮城野部屋の部屋付き親方。安治川親方は「一門という家族の和を乱してしまった。申し訳ない」として、3日に日本相撲協会に退職届を提出する意向も示した。記者会見を行った大嶽部屋の大嶽親方(元関脇貴闘力)は貴乃花親方の支持者の一人。

 安治川親方は2日午前に開かれた立浪一門の会合で「自分が(貴乃花親方に)入れました」と造反を認めたという。安治川の年寄名跡は幕内安美錦(伊勢ケ浜部屋)が所有し、安治川親方は名跡を借りていた。

 理事選挙では立浪一門から友綱親方(元関脇魁輝)と大島親方(元大関旭国)が出馬した。同一門は評議員の20票を確保していたとみられていたが、大島親方は8票しか得られずに落選。貴乃花親方が10票を得て当選した。

(共同)
 

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