2010年2月2日 19時1分更新
2日朝、岡山市で、110番通報を受けて現場に向かっていたパトカーが赤信号の交差点を通過しようとした際に2台の車と衝突し、衝突された車の男性2人が軽いけがをしました。
2日午前6時半ごろ岡山市北区の国道で、110番通報をうけて緊急に現場に向かっていた、岡山西警察署の55歳の警部補が運転するパトカーが、赤信号の交差点に入ったところ左から来た乗用車と衝突しました。
パトカーは弾みで別の軽自動車にも衝突し、乗用車と軽自動車を運転していた38歳と46歳の男性2人が打撲などの軽いけがをしました。
警察によりますとパトカーは市内のビルで警報器が作動したという警備会社の通報を受けて現場に向かう途中で赤色灯を回しサイレンをならしていたということですが交差点に入る際にスピーカーで注意を促すアナウンスはしていなかったということです。
けがをした男性の1人は、「青信号で進んでいたらパトカーがすごい勢いで突っ込んできた。サイレンには気付かなかった。緊急走行中でも交差点内ではもう少しスピードを落として欲しい」と話していました。
岡山西警察署の森下邦彦副署長は、「このような事故を発生させてしまい、申し訳ない。原因を究明し、再発防止に努めたい」と話しています。