2010年2月2日 19時1分更新
巣立ち前のフクロウや空飛ぶ宝石と呼ばれるカワセミなど自然のなかの鳥たちの姿をとらえた写真展が、2日から岡山県鏡野町で開かれています。
この写真展は、鏡野町文化協会の自然研究部が開いたもので、会場には、会員たちが各地の野山に出かけて撮影した生き生きとした野鳥の写真、あわせて30枚が展示されています。
このうち、綿毛に包まれた巣立ち前のフクロウの幼鳥の姿をとらえた写真はフクロウの生態を知るうえでも貴重な写真で、去年6月に地元・鏡野町で撮影されたということです。
また、コバルトブルーの美しい羽を広げた空飛ぶ宝石と呼ばれるカワセミや大きなトンボをくわえたツバメなどシャッターチャンスをみごとにとらえた作品も展示され、訪れた人たちの注目を集めていました。
会場には、このほか、自然研究部の会員が制作したコゲラやウグイスなどのバードカービング作品や野鳥の姿を掘り込んだ木の盆も展示されています。
この野鳥写真展は、鏡野町の展示施設ペスタロッチ館ギャラリーで今月28日まで開かれています。