(cache) 小沢氏、不起訴の公算 東京地検、現状では「立証困難」 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 小沢氏、不起訴の公算 東京地検、現状では「立証困難」

     小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、東京地検特捜部は2日、政治資金規正法違反容疑で逮捕した元私設秘書の衆院議員石川知裕容疑者(36)らの共犯として告発された小沢氏について、現状では立証が困難として不起訴の方向で検討を始めたもようだ。

     石川容疑者、後任の元私設秘書池田光智容疑者(32)、公設第1秘書大久保隆規容疑者(48)=公判中=の拘置期限は4日。特捜部は同日まで取り調べを続け、小沢氏の関与の程度を見極めた上で、本人の刑事処分について上級庁と最終確認するとみられる。

     小沢氏は特捜部から1月23日と31日に事情聴取を受け、関与を否定。ただ、事件のきっかけとなった2004年の陸山会への4億円提供や、その後の不可解な資金移動についての説明を不十分と受け止める国民の声は強く、事件の余波は続きそうだ。

     関係者によると、陸山会は04年10月、小沢氏から4億円の資金提供を受け、東京都世田谷区の土地を約3億5200万円で購入。07年に4億円を小沢氏に返した。

      【共同通信】