朝青龍豆まき辞退、当面の活動自粛
初場所中に知人男性に暴行したとされる問題で、朝青龍が協会から「活動自粛」を言い渡された。1日に発足した調査委員会友綱委員長は、朝青龍について「自粛だよ、処分が出るまでは。師匠を通じて伝えます」と話した。
これにより3日に予定されている、41年も続いた千葉・成田山新勝寺での高砂部屋力士による伝統の「豆まき」が途絶えることになった。新勝寺の「節分会」には、先々代の高砂親方(元横綱朝潮)時代の69年から41年連続で参加していた。朝青龍も幕下時代の00年から10年連続で参加していた。しかし、この日、高砂部屋関係者が「世間をお騒がせしていることもあり、朝青龍がおじゃますることで、そちらの方にご迷惑がかかっていけませんので」と辞退を連絡した。同寺には朝青龍の豆まきに抗議する電話が数件入っていたという。
1日に参加予定だった神奈川・大船観音と、2日の静岡・富士市内の豆まきもキャンセルした。7日の大相撲トーナメントは「仕事だから」(九重理事)と出場する予定だが、いつ警察や協会からお呼びがかかるか分からない。昨年までなら、悠長にモンゴル帰国などをたくらんでいた2月。今は、静かに首を洗い処分を待つしかない。
[2010年2月2日8時41分 紙面から]
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