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【社会】

大久保容疑者、関与認める 収支報告書の虚偽記入

2010年2月2日 夕刊

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記入事件で、同会の会計責任者だった大久保隆規容疑者(48)が、東京地検特捜部の調べに、2004、07年分の政治資金収支報告書への虚偽記入について関与を認める供述をしていたことが、関係者への取材で分かった。

 大久保容疑者はこれまで、「収支報告書の作成は、同会の事務担当だった民主党衆院議員の石川知裕容疑者(36)と後任の事務担当だった池田光智容疑者(32)に任せており、署名もしていなかった」などと関与を否定していた。

 石川、池田両容疑者は、自らの虚偽記入を認めた上で、「大久保容疑者に報告し、了承を得ていた」と特捜部に説明していた。

 

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