民主党の渡部恒三元衆院副議長は2日、小沢一郎幹事長が政治資金規正法違反事件で起訴された場合の同氏の進退について、国会内で記者団に「(幹事長辞任は)当たり前の話。場合によっては議員辞職もあるだろう」と語った。石川知裕衆院議員など元秘書らの起訴にとどまった場合については「(本人が)法に触れていないからいいとはいえない。国民の世論と道義的責任があり、判断は難しい」と述べた。
小沢氏は1日の記者会見で「私自身が刑事責任を問われれば、非常に責任は重いと思う」と言明した。ただ幹事長職の辞任を想定しており、議員辞職までは念頭に置いていないとみられる。
(19:18)