放送予定
   
   
   
2月2日(火)放送予定
荒れる畑 消える水田
〜耕作放棄地は解消できるか〜

【森本健成キャスターがお伝えします。】

国民の食を支える農地が今急速に減少している。その大きな要因として、農家が耕作を行わない「耕作放棄地」と、宅地や商業施設など農地以外の用途に地目を変更する「農地転用」がある。
耕作放棄地の面積はこの10年で1.6倍に増加し、今や埼玉県の面積ほどに達している。耕作放棄の背景には、農家の高齢化や農業の低収益性の他、相続で受け継いだものの農家を継がずに村を出る「不在地主」が耕作放棄している実態が浮かび上がってくる。また農地転用は、税金で基盤整備された農地ほど需要が高く、優良の農地が年々失われ、意欲ある農家の営農を妨げている。去年12月には農地法が改正、転用への規制強化や、未利用農地への指導強化が盛り込まれたが、果たしてその効果は期待できるのか。番組では農地減少の課題と対策を考える。
(NO.2850)

スタジオゲスト 盛田 清秀さん
    (日本大学・生物資源科学部教授)
 
   
   
2月3日(水)放送予定
シリーズ・バンクーバーに挑む(1)
ライバルで目指せ金メダル
【森本健成キャスターがお伝えします。】

2月13日から開幕するバンクーバー五輪。2回シリーズで、メダルの期待がかかる日本選手たちを追う。1回目は、日本の"お家芸"といわれてきた、スピードスケート男子500メートルの長島圭一郎選手と加藤条治選手。「天才肌・加藤」「努力家・長島」と並び称され、しのぎを削ってきた二人。長島は"世界で最も美しい"といわれるフォームを完成させ、加藤は、後半の追い上げに著しい進歩を見せている。ともに今シーズンのW杯で優勝、金メダル候補として俄然注目を集めている。この日本勢に立ちはだかるのが韓国。日本が培ってきたスケート技術を吸収し、虎視眈々と金を狙う。前回のトリノで、6大会連続のメダルが途絶えた日本。果たしてバンクーバーでメダルを奪還できるのか?日本のエース、長島・加藤と世界のライバルたちとの100分の1秒を巡る熾烈な争いを描く。
(NO.2851)

スタジオゲスト 黒岩 敏幸さん
    (アルベールビル五輪 銀メダリスト)