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日出生台で実弾射撃訓練始まる 米海兵隊4年ぶり

 大分県の陸上自衛隊日出生台(ひじゅうだい)演習場(由布市、玖珠、九重町)で1日、在沖縄米海兵隊の実弾射撃訓練が始まった。4年ぶり7回目の訓練だが、今回は初めて機関銃など小火器も使われる。

 九州防衛局や同海兵隊によると、「沖縄県道104号越え実弾射撃訓練」の分散実施の一環。

 沖縄に駐留する第12海兵連隊第3大隊の約220人が参加し、155ミリりゅう弾砲6門を使った訓練などを10日までの予定で行う。小火器訓練は10日間のうちの「1、2日間」としている。

 1日は雨で視界が悪く、午後1時現在、砲撃は行われず、気象観測用(ラジオゾンデ)とみられる気球3機が揚げられた。

 訓練に反対する市民団体「ローカルネット大分・日出生台」などは実態を把握するため、演習場を見下ろす丘に監視小屋を設けて砲撃数を確認する。

2010年2月1日  読売新聞)
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