人体の不思議展

見てしまいました。触ってしまいました。

(公開前)
この展示会が有る事を知人から聞いて
先ずはネットでオフィシャルHPを…
凄過ぎます。(^_^;)

(展示会入場当日)
会場に入るまで、見る物が物(人体)だけに
展示内容を想像しただけでもう心臓バクバク。
入り口の受付は人も少なく
「やはりそんなに見る人はいないだろうなぁー」と、思っていたが。
中に入ってみると…混んでる(汗
…それは、もうどうでも良い。
入り口から対角の位置に目を向けたとたんに入ってきた!
裸以上の状態で
弓を引いている…
走り幅跳びをしている…

気を取り直して順路順路…(注、順路は決まっていません)

展示はショーケース内に身体の各パーツを個別に展示しているのと
人体そのままで標本化して直ぐ近くで見られるのと2通りです。
(触ろうと思えば触れる状態ですが指定の標本以外は禁止)

先ずは「腕」「足」等がゴロンッと置いてある関節関係から、
筋肉、スジ、血管、骨が剥き出しであるので
初めて本物を見るとキツイ物が有りますが
スプラッター系の映画に出る物程では有りません。
「血」がまったく見られないからかも知れませんね。

喫煙していた人の「肺」と喫煙していない人の「肺」
これを見たら禁煙したくなるかもね。(^-^;)

人体そのまま標本は
本当に今にも動き出しそうな状態で展示しています。
ポーズもしっかりと…
この展示してある標本は人体に含まれている水分の代わりに
樹脂を含ませて腐らない様にしているそうです。
(プラストミック技術)
身体の色等は血の気が無いという感じの状態で保っています。

会場中程に有る一際大きなショーケースには
全身のスライス(各幅約2cm)標本が有ります。
病院で見るCTスキャンより遥かに解り易いですね(汗

会場後半に来ると人体そのまま標本の集大成状態が有ります。
全身の筋肉標本から骨格標本までを数体並べて展示しています。
まったくの別人なのに一皮剥いてしまうと、
ぱっと見、みんな同じ「顔」に見えるんです。
(よーく見れば違って見えますが)

直ぐ近くに行列が出来ているので先を見てみると
「脳」を実際に持って「重さ」体験していました。
勿論自分も「体験」…
「なんだ?この感触は」
感覚的には硬めのシリコーンゴムという感じ、
で、重さの方は約1.2kg程度有り、ズッシリと重く感じました。

最後に触って良い人体そのまま標本コーナー。
人だかりが出来ていて、しかもみんな触りまくっていました…
(一応死体なんだが…)
やはり自分も触ってみました。
皮膚、筋肉、内臓、神経等…
見た目よりも硬いですね。
硬めのゴムと言うイメージです。

(チラシのカラー側、向かって右の標本に触れます)

出口ではこの「人体の不思議展」グッズを販売していました。
カメラ禁止だったので「CD−ROM」を買って見ようと思ったのですが、
根性が無いのであきらめました。(^_^;)
(もし、撮影OKでも…)


見終って正直、精神的に疲れました…。