2010年2月2日 16時11分更新
給食の食材として地元産の野菜や肉を活用している割合は、県内の学校の平均で48%余りと、給食の地産地消が広がっていることが、県教育委員会の調査でわかりました。
県教育委員会が今年度行った調査によりますと、県内の学校で出される給食のメニューうち、県内産の野菜や肉などが取り入れられたものの割合は、県内の学校の平均で48.7%にのぼり、特に、牛乳と米はすべての学校で県内産のものが使われているということです。
全国平均では平成19年度が23.3%となっており、岡山県では、給食の地産地消が広がっていることがうかがえます。
また、市町村別では、
▼和気町が59%
▼倉敷市が58%
それに
▼高梁市が56.6%と
高くなっています。
県教育委員会では「岡山は豊かな食材に恵まれているうえ、教育委員会と農家の関係が深まっている。今後は、給食を題材にして子どもたちに農業や市場の仕組みなどを学んでもらう機会を増やしていきたい」と話しています。