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2010年2月1日(月) 19:10 |
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西大寺観音院で会陽事始め
裸の男たちが宝木を奪い合う西大寺会陽の事始め式が、西大寺観音院で行なわれました。
会陽事始めは、西大寺会陽の一連の行事の始まりを告げるもので、宝木を削る道具の手入れが行われます。 西大寺観音院の客殿大広間では、狩衣に烏帽子姿の棟梁・次田尚生さんと、典生さんの親子が、宝木を作る際に使われる鋸やカンナの刃などを丹念に研いでいきました。 この後、今月3日には宝木の原木を取りに行く「宝木取り」が、翌日4日には一対の宝木を作り上げる「宝木削り」が行なわれます。 備前平野に春を告げる西大寺会陽は今月20日に開かれます。 また今年から宝木は午後10時に裸の群れに投じられることになっています。
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